10月の特集『壁のイコン』

旧昭和石油の塗装の中でも、かなり古い時代(昭和30年代後期)のもの。壁の右端が一部取り壊されており、OILの文字が切れている。左側の壁の上部は、階段状の山型にブロックを積んであった。日本ではあまり見かけないが、イギリスやアイルランドの古い給油所によくみかけるギミックなスタイルだ。

この壁に隣接して裏側に民家があったので、訪ねてみたところ、出てきた人はその家を最近借りて入居したところだという。スタンド跡地もついている借家とはうらやましい。

旧昭和石油・廃止店舗・千葉県

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