「大衆食堂」ならよくあるが、これは食堂「大衆」である。大衆と言う名前の食堂は珍しい。 東北地方のとある小都市。旧国鉄駅近くの路地。朽ちかけた平屋建ての建物に、ちょっと不似合いな西洋様式の柱が二本。もとは食堂ではなく、遊技 […]
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石橋食堂−食堂シリーズ [16]
すでに旧道となった一桁番号の国道と幹線県道が交差する四つ角に建っている廃業した大衆食堂。 角地にあってゆったりとした敷地のレイアウトは、街道を往き来する運転手達で賑った時代を偲ばせる。 入り口の引き戸が半分開いている。軒 […]
夢のコラボレーション 美容室建築 [45]+食堂シリーズ [15]
朝からずっと雨が降りしきる中、東京に戻るために山中の国道を小さなバイクで南下していた。交通量は多くないが、ときどき大型のトラックとすれ違うと、三角の壁のような水を頭から浴びせられ、そのたびに体勢をたて直すのに苦労した。 […]
三春軒-食堂シリーズ [14]
前回にひきつづき、ラーメン店をご紹介。真ん中の太い柱。おそらく竃の直上にあるだろう太い煙突。全体の黒々とした表情をひきしめる紅殻色のトタン屋根。4枚入ったガラス戸も真ん中の桟が二重になっていて、簡素ながらも最小限の意匠が […]
菊や-食堂シリーズ [13]
街道ではUターンできないので、いちど左折して裏道に入り、元の街道に出ようとしたときに偶然通りかかった店。 大胆な配色と文字の配置が人目をひく大きなテント看板。二間幅に四枚並べた木製ガラス戸には一面にビニールテープで書かれ […]
たかさご食堂
4年前の12月にこの写真を撮った。東京の冬らしい澄みきった空にまだ低い角度から差す朝日がまぶしく、背にした電柱や電線がくっきりと黒い影を落としていた。 いつかこの店の営業中に、それも影の出にくい曇天の日にもう一度撮影して […]
ならま食堂
約1年半ぶりの食堂ねたのエントリーです。 この町にいわゆるチェーン店のファミリーレストランができる前から存在したのではないか。左側のシャッターの降りている部分は何があったのだろうか。まさかこの部分がぜんぶショウケースとい […]
丸松食堂
ちょうど日没時、あたりの民家からも夕餉の香りが漂うなか、偶然通りかかった食堂。 あぁ、だめだ。もう腹が減ってたまらない。
日の出食堂
ひさびさの食堂シリーズです。 屋号がすばらしい。そして控えめなアロエ鉢。 ガラスブロック、化粧タイル、シンメトリー、申し分ないです。 こういうシンプルで衒いのない姿ってのがなかなか見つからない。 あと政党ポスターもお断り […]
ヨーロッパでお習字を鑑賞する
北ヨーロッパの寒い地域では、屋内に市場が作られる。煉瓦作りの立派な建物の一階がちょっとした体育館のような高い天井の空間になっていて、そこにチーズ屋だの燻製のサーモンやザリガニを売る店だのパン屋だのが整然と店をならべている […]
煙突食堂
ひさしぶりの食堂シリーズです。 この食堂、看板はなんともいただけないし、建物にとくに味があるわけでもないけど、煙突!煙突!この煙突はすばらしい。 どうやら中には普通の30cm角ぐらいの換気扇を実装しているようだ。だからこ […]
愛宕食堂
「みどりや食堂」から北に10キロほど離れた小さな町でみかけた食堂。 これはいい。こうでなくちゃ。 酒類一切という書き方は、食堂の正統である。 ちなみに麺類や丼物の場合は、麺類一式、丼物一式と書く。 そこで何を食べたのか記 […]
みどりや食堂
ガソリンスタンド巡りはロケハンと本番の2回を敢行することが多い。 この地方には3週間前に一度来たのだが、ひさしぶりの好天に恵まれたので、また足を運んだ。 前回、この店の前を通りかかってちょっと気になっていたのだが、こんど […]
英語食堂
食堂ブログとしてどんどん気になる食堂を紹介していかなければならない使命を感じる今日この頃です。誰も期待していないだろうけど。 アメリカ西海岸ではありません。群馬県の県道沿いの光景です。 日本の英語教育のお粗末さを嘆いてい […]
ホルモン焼食堂
そのまんま、じゃりんこチエの世界である。 4年前にたまたま通りかかって感動したのだが、今年また行ってみると、まったく変わらず営業していた。店の前に止めてある自転車まで同じだった。 いよいよ本格的な食堂ブログとなってきた。 […]