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どこの地方にも、古くからある主要街道と並走するように、もうひとつの街道がいまも残っていることが多い。それを裏街道と呼ぶには言葉のイメージが悪すぎる。かつてはそちらのほうがオモテの街道だった場合もあるし、古い給油所の痕跡や気になる建物に出合う確率も圧倒的に高い。

これは遠州にある古い街道沿いでみつけた理髪店。東海道とは別の歴史をもった街並みが静かに残っている。床屋の屋号で○○軒を名乗るものは各地で見かける。この店舗はずいぶん年季が入っているがまだ現役のようだ。斜めにセットバックした入口扉が理容室建築のひとつの様式を踏襲している。