電器店1

この写真は近所にある街の電器屋さん。昔はどこの町内にでも一軒はこういう店があったものだ。先週7月7日、前を通るとその隣にあった建物が取り壊されていた。ここに電器屋があることはよく知っていたが、その隣にどんな建物があったかということが、取り壊されてみるとどうしても思いだせない。それほど印象の薄い建物だったのだろうか。

とにかくこうやって少しずつ町内が変わって行く様子を記録しておこうと、iPhoneを取りだして1枚シャッターを切っておいたのがこの写真だった。

ところが昨日、またその電器屋の前を通りかかって、足が止まった。電器屋が無くなっていたのだ。いや正確に言うと、電器屋はまだ存在しているのだが、看板や二階部分の外装がそっくりなくなっていた。

電器屋02

これだけの変化で、もうこの店舗は電器屋に見えなくなってしまっている。精肉店だと言われてもわからないかもしれない。かくも記号の力は強烈なものがあるということだ。

それにしてもなぜ先週たまたまこの写真を撮る気になったのだろうか。看板が取り外されてから、その変化に驚いて写真を撮るのは理解できる。しかし予定も知らずにその前に写真を撮っていたというのは、やはりその時この建物が呼ぶ声がしたからなのだろうか。

【参考画像】
日立の電気工事店。独特の日立書体。
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