Archives for roadside

ランドリーを巡った日

しばらく前にロンドンに数日滞在する用事があって、半日ほど時間の余裕ができた。もとより観光名所はどこにも行くつもりがなかったが、ロンドンの市民が普通の生活をしている街並みを見物しに、ただ気のむくままに車を運転してぐるぐると […]

窓のにぎわい – 食料品店建築 [8]

アイルランド共和国はヨーロッパの西辺にあって、20年ほど前まではヨーロッパの最貧国の一つと言われた国である。しかしそこに暮らす人々の表情は屈託なく、訪れる人を暖かく迎え入れ、はじめて訪ねた土地でありながらずっと前から知っ […]

美容室建築 [44] 蔵の街の理容室

関東平野の縁に点在する小都市の一つ。古い商家や土蔵がいまも残る街並みの中にある床屋建築だが、この街を訪れる観光客は保存された歴史的な建築にばかり目を取られ、このモダンな建物の存在に気付く人は少ないようだ。  店舗部分の一 […]

両備バスの四辺形

岡山県に両備バスというバス会社がある。おもに岡山県南部を広く営業範囲としてバスを運行しており、東京や大阪、四国方面にも長距離バスを走らせている。 数年前に岡山を旅行したときに、両備バスの停留所標識の造形が目にとまった。丸 […]

美容室建築 [43] 宿場町の理髪店

宿場町として知られた町の中心からちょっと脇に入った住宅地の中にある理髪店。このシリーズの読者の方から教えていただき、さっそく訪問した。 ドアを開けると、石油ストーブの上に乗せた薬缶が湯気をたてていて、理髪店独特の整髪料や […]

夢の看板

あたりまえのことではあるが、オモチャ屋の看板ほど子どもの心を踊らせるものはない。 この看板はすでに使われなくなった店舗の屋根で朽ちようとしているが、なかなか手の込んだアクリル板の曲げ加工と貼り合せがしてある。今はこんな手 […]

美容室建築 [42] 会津の理髪店

会津地方のとある町の裏通りにあった建物。すでに屋号や看板はなく、回転三色灯がなければかつて理髪店であったこともわからないような店舗だが、それでもよく見ると窓の作りやぜんたいの造作に、床屋らしい雰囲気があふれている。 入り […]

美容室建築 [41] 富士山の見える理髪店

商店街が住宅地にとけこんでいくあたりにある理髪店。屋号にあわせて白雪を冠した富士山がレリーフになった看板が目に飛び込んできた。 かつては角タイル貼りであっただろうと想像される部分はレンガタイルで新しく改修され、窓も換装さ […]

美容室建築 [40] ガード下のパーマ屋

会社の昼休みにいつもとは違う道を歩いていて偶然発見したと、友人が教えてくれたパーマ屋。 大都会の真ん中、JRに私鉄線が接続する駅から歩いてわずか数分の場所。かつては私鉄線が路面を走っていたところが高架になり、そのガード下 […]

美容室建築 [39] 瀬戸内の理容室

瀬戸内海に面した古い町で見かけた理容室。 扉は新しくアルミ製のものに付け替えて補修してあるが、窓枠はすべて木製。だがそう古い建物ではない。おそらく昭和35年から40年頃のものではないだろうか。 理容室建築では、入口の扉部 […]

美容室建築 [38] 門前町の理髪館

由緒ある大きな神社の門前の街並みの中にある古い理髪店。 朝の光がふんだんにそそぐガラス戸を通して、熟練の老理髪師が忙しそうに鋏を動かしているのを見て、思いきって扉を開けてみた。聞けば昭和6年に開業して以来、ずっとこの建物 […]

ぽこぽこ、ぎざぎざ

秋は古くて小さな工場を探して旅をするのに最適な季節だ。 工場にもいろんな種類があるが、自分はこういう工場が好きだ。子どもの頃、遊んで帰る道で見上げた夕陽に照らされた工場の屋根の記憶がいまでも強く残っているからだろうか。日 […]

美容室建築 [37] 街道沿いの理髪店

古い街道沿いで、たまたま通りかかった理髪店。この日は休業日だったが、立派に現役の店舗のようだ。 隅に植えられた八ツ手の木と黄色い自転車、赤いポストに青白のテントと回転灯。古さをまったく感じさせない差し色の共演。かなり年季 […]

街が語りかける

特別な用事もないのに、ぶらりと静岡市によく足を運ぶ。静岡は街が空洞化していない。中心の繁華街は人で賑わっていて活気がある。そしてその周囲には城下町らしく、かつては商家や職人の家が建ち並んでいたことを思わせる町並みがある。 […]

パチンコ看板職人

世の中にはその道の巨匠とか斯界の権威と呼ばれる人がいて、そういう人に図案や意匠を頼むとべらぼうな金額のギャラを要求されるが、それでも巨匠なんだからそれぐらいの報酬は当たり前だと、平気でまかりとおっている例がいくらでもある […]