Archives for toy

夢の看板

あたりまえのことではあるが、オモチャ屋の看板ほど子どもの心を踊らせるものはない。 この看板はすでに使われなくなった店舗の屋根で朽ちようとしているが、なかなか手の込んだアクリル板の曲げ加工と貼り合せがしてある。今はこんな手 […]

紀州の文字職人

すでに店舗としての役目を終えて、シャッターを閉ざしてしまった建物に、しばしば美しい絵画や文字を見つける。給油所巡りの途中にわざと路地やさびれた商店街の中に迷い込んで、そんな建物を探すのが習慣になってしまった。 いずれも和 […]

春を探しに

小学校2年生ぐらいの頃の話。 ある日、母親に連れられバスに乗って親戚の家にでかけた。家からいちばん近い停留所はオモチャ屋の前にあって、バスがくるまで店の中に陳列してある商品を眺めるのが、いつも楽しみだった。 その日、店内 […]

なによりも心をときほぐすもの

私は贔屓の作家や友人知人が新しく本を出すと、必ず「ちゃんとした書店」に買いに行くことにしている。それは個人的なこだわりにすぎず、きわめて私的な儀式のようなものなので、その理由や意義についてはわざわざ説明しない。 このたび […]

工場オーナーへの道(my工場萌え 2)

好きなものは手に入れたい。好きなものはいつも手元にあってほしい。それはマニアなら誰でも思うことだ。 で、昨日紹介した細長窓(舌ベロ付)の工場のオーナーになってみることにした。 実は細長窓には子供の頃からの憧憬のようなもの […]